この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
過去長期にわたって消費者金融・クレジット会社合計6社との間で利息制限法を超過する取引があり、うち3社は既に完済しており、残る3社に対しては弁済を続けている状態でした。また、借金があることは家族に知られたくないとのことでした。
解決への流れ
聴き取り段階で過払いの発生が予測できたため、信用情報機関に事故情報が登録されないよう注意しつつ、各業者に取引履歴の開示を求めました。開示された履歴等をもとに利息制限法に基づく再計算を行ったところ、過払いが明らかとなり、各社に対して過払い金返還請求を行いました。交渉経過は小まめにご報告すると共に、各社ごとに、訴訟を行った場合の回収予想額、費用、所要期間等をご説明し、方針を選択いただきました。また、ご報告その他のやり取りは携帯電話等を通じて行い、ご家族に知られることなく事件が終了しました。
みなし任意弁済等に関する平成18年の最高裁判決から早や10数年が経過し、過払い取引が残っている方も数少なくなりました。ご相談の時点で過払い金の消滅時効が完成しており、「あと数か月早く相談していれば・・」と悔やまれる方もいらっしゃいました。お心当たりのある方は、お早めに、お気軽にご相談下さい。ご依頼者のプライバシー、信用情報への影響などに最大限配慮し、サポートいたします。