犯罪・刑事事件の解決事例
#相続人調査 . #遺産分割

遺産を一人占めした長男への説得

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岡田 晃朝 弁護士が解決
所属事務所あさがお法律事務所
所在地兵庫県 西宮市

この事例の依頼主

20代 女性

相談前の状況

年配の方の中には、長男が全財産を相続するのが当然と考えておられる方がいます。あるいは、兄弟に渡す必要くらいはわかっていても、兄弟が亡くなっている際に、その子にまで渡す必要はないと考えている人がいます。母の相続財産を長男が全財産をとって渡してくれないとの相談が、次男の子からありました。次男はなくなっていました。

解決への流れ

不動産がありましたので、不動産と預貯金を合わせて清算。説得の上、長男から当該財産分を現金で譲ってもらい、解決しました。

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岡田 晃朝 弁護士からのコメント

今回のように、悪気がなく、昔からの慣習が正しいと信じきっている年配の方は、しばしばおられます。そのような場合、法律の規定と分けなければならないのだということ、分け方の配慮をすることで、大きな裁判にすることなく解決することがあります。相続については、こじれるとかなり長期化しますし、裁判費用で相続財産自体、食いつぶすことにもなりかねません。例の事案は、裁判にすることなく、半年でスムーズに解決できました。