この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
相談者は、年金暮らしの高齢者で、長年にわたり借り入れと返済を繰り返している状況でした。しかし、年金収入から返済を続けるのは次第に困難になり、債権者から督促を受けるようになったため、自己破産も含めた借金の整理について、弁護士に相談をされました。
解決への流れ
まず、弁護士から債権者に対して、債務整理を受任したとの通知を出すことで、債権者からの取り立てを止めることにしました。これにより、督促に悩まされる生活からは、解放されることになりました。さらに、債権者から開示を受けた取引履歴を分析したところ、長年にわたり高い利息を払い続けていたため、借入金はすでに0となり、逆に、800万円以上の過払金が発生していることが判明しました。このため、弁護士において過払金を回収し、無事に生活再建に至りました。
借金を重ねる中で、債権者からの督促に悩まされることもあります。弁護士から、債務整理を行うとの通知を行えば、弁護士が窓口になるため、直接の取り立てを止めることができます。さらに、長年にわたり借金の返済を続けている場合、過払金の回収ができる場合もあります。完済後も完済から10年以内であれば、過払金の回収は可能なので、弁護士への相談をお勧めします。