この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
個人事業主をしている依頼者は、事業に関して500万円を超える借金を抱えてしまっており、返済に行き詰って私の所にご相談にいらっしゃいました。
解決への流れ
依頼者は事業の継続を望んでいましたが、借金の総額を考えると、任意整理をしても依頼者の希望する金額で債権者と和解できるかは不透明でした。私は、場合によっては自己破産を検討せざるを得ないことをご説明した上で、依頼をお受けしました。債権者との交渉を開始してみると、ほとんどの債権者が5年を超える長期分割には難色を示しました。私は、依頼者の現状や将来的な見通しを説明しながら、債権者と何度も交渉を重ねました。粘り強く交渉を続けた結果、最終的に債権者には8年間の長期分割に応じてもらうことができ、依頼者が希望する金額で和解することができました。
任意整理は債権者との交渉次第ですので、依頼者が希望する条件で債権者と和解できるとは限りません。借金の総額や依頼者の収入等を詳しくお伺いし、任意整理が可能な事案かどうかを見極めた上で、依頼をお受けするようにしています。状況に応じて最適な方法をご提案しますので、借金でお困りの方は一度ご相談ください。